ネガティブ・ケイパビリティのススメ
- 俊明 宮木
- 4月22日
- 読了時間: 3分
~レゴ®シリアスプレイ®で体感する「答えを急がない勇気」ワークショップを実施~
「すぐに答えを出さなくてもいい」
「わからなさ」や「モヤモヤ」に、ちゃんと向き合う時間も必要だ。
そんな気づきに出会えるワークショップを、先日実施しました。
今回のテーマは、いま注目されている“ネガティブ・ケイパビリティ”。
正解のない問いや、複雑であいまいな状況に対して、すぐに解決策を求めず、
“その状態にいられる力”を育むことを目的に開催しました。
ご依頼いただいたのは、エンプロイアビリティの向上を思考した教育部門の皆さま。
近年導入された新しい人事制度を背景に、これまでの「年齢=役割」という構図が変化しつつあり、多様な世代・価値観が共存する中で、より風通しのよい組織風土づくりが求められているとのことでした。
また、不確実性の高い時代においては、目の前の課題にすぐ解を出すよりも、「問いにとどまる力」=ネガティブ・ケイパビリティを育てることが、共感力や対話力、さらにはイノベーションの土壌づくりに繋がるというお考えから、今回の講演&ワークショップを企画いただきました。
ご相談の中で特に印象的だったのが、
「一般的な講演や座学では、知識として“わかった気になる”だけで終わってしまう」
というご懸念でした。
その上で、グロースワークスが提供するプログラムについて、
・ネガティブ・ケイパビリティの本質を押さえた理論と構造設計
・レゴ®シリアスプレイ®を活用した“手を動かす”ことで思考を深める実践的アプローチ
・そして何より、「楽しさ」や「心の動き」を大切にする場づくりのファシリテーション力
これらを評価いただき、今回ご指名をいただきました。
実際、レゴ®シリアスプレイ®を活用しながら、自分の内面やチームの関係性と丁寧に向き合う時間は、参加者にとっても新鮮だったようです。
「レゴでここまで深く考えることができるなんて…」
「言葉にできなかった感情がカタチになった」
「ネガティブ・ケイパビリティが、これからのチームづくりに本当に必要な力だと実感できた」といった声も寄せられました。
特に、“知識”ではなく“実感”として学ぶことを大切にしたプログラムで、体験と対話を重ねることで、VUCA時代を生き抜くための共感力や内省力、そして「問いとともにある力」が、少しずつチームの中にも根づいていく。そんな可能性を強く感じた時間となりました。
【ご興味をお持ちの方へ】
本ワークショップは、組織開発・人材育成・キャリア支援に携わるご担当者様を中心に、多様な業種・立場の方からご相談をいただいています。企業・団体向けにカスタマイズ開催も可能です。
・チームや職場に「対話する風土」を育てたい
・新しい視点でイノベーションを起こしたい
・正解のない課題に向き合う力を育てたい
…そんな想いやお悩み、ご関心があれば、まずはお気軽にご相談ください。
「ちょっと話を聞いてみたい」でも大歓迎です!
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